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CASE
私はエンジニアリング部に所属しています。この部門には、金型、組み立て(アセンブリ)、QC(品質保証)などの専門部署があり、私は組み立てのESIグループに所属し、新しい部品(新規モデル)の生産前に、組み立て工法の検討を行います。具体的には、組み立て時の溶接位置の適正配置をチェックし、問題があればお客様に修正を依頼します。
取引先からは主にCATIAのデータが送られてきます。CATIAは、社内に5本保有していますが、ライセンスが不足していましたし、そもそも設計部門が主に使用しています。そのため、データを見たくても、設計部門の仕事が空くのを待たなければなりませんでした。
CATIAのデータが読めることが大きな要因でしたが、NXやJTファイルを読むことも必要で、これら3つのデータを全て見ることができる点が決め手となりました。また、NXやJTデータを3DTascalXでSTEPなどの中間データに変換し、社内に展開できることも重要なポイントでしたね。
番線(Car line)作成と形状比較です。組み立ての生産手順書を作成する際に、とても重宝しています。アセンブリデータを分解し、構成部品や組み立て手順を指示する資料を作成するのに役立っています。
また、3Dデータを2D図面化し、番線を作成してQA部門に展開するのにも利用しています。CATIAでも番線は作成できますが、その機能があるCATIAは1ライセンスしかありません。
新しい部品では設計変更が頻繁にあります。顧客から変更の連絡があると、3DTascalXで形状比較を行い、社内向けに変更箇所を共有する資料を作成します。その他、寸法計測や断面確認、パーツ毎の色変更なども行います。
購買や営業部門に3DTascalX/Lightを導入したことで、彼ら自身で3Dデータの確認ができるようになり、エンジニアリング部門に頼む必要がなくなりました。以前は1件につき1時間程度エンジニアリング部門で工数をかけて資料を作成していましたし、設計変更の確認をするのに、エンジニアリング部門のCATIAが空くまで数時間待つこともありましたが、これらの待ち時間がなくなりました。おかげで残業も減少しましたよ。
STEPを読み込んだ際に、CADでは非表示になっている面も表示されることがあるので、改善して欲しいです。また、資料作成時に3D画面を画像コピーする際、背景色を白にして欲しいですね。
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