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CASE
愛知県安城市にある株式会社玉津浦木型製作所は、
自動車のプレス設備に使用される金型の鋳造用模型を主に製作している企業である。
昔は木を使用していたが、他社よりもいち早く発泡スチロールでの製作へ切り替えることで低コスト化を実現し、顧客の希望に沿った製品を昔からの伝統技術と最先端技術(CAD,CAM,NC加工)を掛け合わせて製作している。また、近年では金型鋳造用模型以外にも発砲スチロールを使用した展示品や景観品レプリカなどの大型製品も手掛けている。
今回は「3DTascalX」の導入経緯などを設計 立花 氏に話を聞いた。
インターネットで調べていたら、たまたま見つけました。
一昔前はお客様からIGESデータが主流で送られてきましたが、
近年ではCFIO(CADmeister)やCATIA V5データが多くなり、対応できるソフトも社内には少なく、メインのCAD/CAMを変換作業で使用していたため、業務が滞っていました。
対策としてCAD/CAMメーカ標準のトランスレートオプションなども追加しましたが、変換時の色の欠如や
トリムエラーなど不具合発生率が高く、サポート面も満足いくものではありませんでした。
CFIO(CADmeister)およびCATIA V5データの変換結果が非常に良く、さらには正確にParasolidデータへ保存することができたためです。
ホームページに掲載されていた弊社とお付き合いのある会社の成功事例も後押しとなりました。
一番大きかったのはメインのCAD/CAMで変換作業を行うことがなくなり、業務の遅延が解消されたことです。また、導入前は社内運用データとしてシートソリッドや最悪サーフェスでもそのまま作業を進めていたのですが、3DTascalXを使用することでソリッドとしての運用が可能となりました。これにより組付け現場での確認用3Dモデルの精度が向上し、加工された製品との比較検査が紙から電子化へと進み、数年前と比べると
大幅に容易で不具合発見率も高くなったため、思わぬ工数削減となりました。
弊社ではソフト間を支える必須アイテムとなっています。
自動修復の機能がもう少し強化されたら更に工数が削減されるので嬉しいです。
また、弊社にとって要のエクスポート関連でも選択した3Dモデルを指定拡張子で保存する場合に線情報も一緒にエクスポートできるとミスの削減になると思います。
本社 | : | 愛知県安城市根崎町西新切27番地 | |
創業 | : | 1952(昭和27)年 | |
設立 | : | 1982(昭和57)年 | |
資本金 | : | 1,000万円 | |
従業員数 | : | 37名 | |
業種 | : | プレス金型・産業機械・試作ZAS型・アルミ型用発泡模型製作 | |
拠点 | : | 国内1拠点(安城) 海外1拠点(タイ) |
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